*2:化学繊維の生地では「ポリエステル100%」もあります。こちらは、観光地の“みやげ物屋”で売っているような安価な商品に多く使われているようです。生地の手触りはゴワゴワして硬く、厚みが無く、ペラペラです。当然、裏地なんてついていません。商品の値段が非常に安いものは、生地もそれなり、ということです。縫製の程度にも同じことが言えます。日本にもこの手のチャイナドレスが沢山入ってきています。ポリエステルの値段は、レーヨンより安い。
チャイナドレスを選ぶ際は、どの様な生地(素材)を使っているのかしっかり確かめてから買うようにしたいものです。
先日も某衣料品売り場(東京)で、この手のチャイナが2,000円〜5,000程度で売られているのを発見しました。チャイナドレスを扱っている者として、私はとても残念な気持ちになりました。「チャイナドレス⇒テカテカで安っぽい」というイメージをお持ちの方も多いでしょうが、本物のチャイナドレスは全然違うのです。もっと上品なチャイナドレスがあるということを日本の女性の皆さんに是非知ってもらいたいと思います。
注:日本の大手メーカーの作るポリエステルのチャイナは、品質的には悪くありません。だた値段が3万円〜4万円程度になります。このくらいの予算があれば、当店で最高級のチャイナをオーダーメイドできます。
最近は技術が進んで、「吸湿性に優れたポリエステル」など、従来では考えられなかったような新素材も出てきております。なので一概に「ポリエステルが悪い」とは言いません。ただチャイナドレスで使用する、模様を織り出しているような、いわゆるサテンの生地では、ポリエステルは良い生地とは言えません。 |