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外資系外食産業(2002/08/04 更新)
 上海に限ったことではありませんが、中国には沢山の欧米外食産業が進出してきています。中でも人気なのが、マクドナルドとケンタッキーフライドチキン。最近はピザも人気のようです。マクドナルドとケンタッキーフライドチキンに至ってはそれこそ「ちょっとした町ならどこにでもある」と言われるほどです。

 ただし値段は日本とそれほど変わりがないので、一般の中国人がそう頻繁に利用することはないと思います。これはマクドナルドのハンバーガーが「彼らにとって高い」だけではありません。中国資本のハンバーガーショップのハンバーガーの方がマクドナルドの半値以下で売っているのです。
 私はマクドナルドと通り向かいに店を構える中国資本のハンバーガーショップに入ってみました。店のつくりから、メニュー、従業員の服装まで、マクドナルドとそっくり。出てくるハンバーガーとコカ・コーラも、まあまあ同じ。
 じゃ、皆マクドナルドに行かず、このハンバーガーショップに入るのかというと、そんなことはありません。マクドナルドの方が何倍もお客さんが多いのです。マクドナルドのハンバーガーが美味しいのでしょうか。食べ比べてみても、そうは思われません。店の雰囲気にも違いはありません。
 理由はいろいろあるのでしょうが、一つにはマクドナルドというブランドに対する憧れが関係していると思われます。子供に「どっちの店に行きたい?」と聞くと、こう答えます、「マクドナルドに行く」と。子供にとってもマクドナルドで食事をすることが一種のステータスシンボルなのでしょう。これはケンタッキーフライドチキンにも同様のことが言えます。
 中国には今後益々、外資系外食産業が進出してゆくことでしょう。自家用車が普及しつつある中国にはドライブ・スルー形式の店も増えるのではないかと思われます。自家用車が普及したら、日本式のファミリーレストランも出現するでしょうか。楽しみです。