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スーパー・マーケット(2002/09/02 更新)
 近年、中国にも巨大なスーパー・マーケットが多くなりました。カルフールなどの外資も多く、売り場面積の大きさには圧倒されるものがあります。私などはつい「ああ、東京にもこんな大きいスーパーがあったらなぁ」と思うのですが、叶わぬ願いでしょう。
 今回は上海の、あるショッピングモールに行ってきました。入り口にスターバックス・コーヒーがあるような、ちょっと洒落たモールです。
 スーパー・マーケット内部は日本とそう変わりなく、天井からぶら下がっている龍を見なければ、中国にいることを忘れてしまいそうです。
 日本食も結構人気のようで、お寿司と、おにぎりが売られていました。珍しかったので買おうかと一瞬思いましたが、どこかで読んだ「中国で生食はやめたほうがいい」という記事を思い出し、諦めました。
 ただちょっと驚いたことがあります。そのスーパー、売り場と倉庫を兼ねている様なところでして、下が陳列商品、上がダンボールに入った在庫品、といった具合。
 上の写真を見てもわかるとおり、ダンボールに入った在庫品があまりにも高いところにあるので「営業時間後に品物の出し入れをするのかな?」と思っておりました。ところが、なんと営業時間中にフォークリフトで出し入れしているのです。
 フォークリフトというのは、工場や工事現場にある、荷物を運ぶ、あれです。あんなものが買い物客の間を縫って、品物を運んでいるのです。しかも5mの高さはあろうかという高所にそのフォークリフトで品物を出し入れしているのです。
 驚いた、というより呆れました。危険極まりない。事故があったらどうするでしょう。買い物客が作業中のフォークリフトにぶつかったり、荷物の下敷きになったりしたら、だれが、どう責任をとるのでしょう。この店はお客の安全性をまったく無視しています。
 日本のまともな工場なら、フォークリフトというのは、ヘルメットと鉄の板が入った安全靴を履いて運転するものです。もちろん、フォークリフトの近くで作業する作業員もヘルメットと安全靴着用です。これは義務です!!なのに、このスーパー・マーケットでは買い物客のすぐ脇で作業している。
 「なんて店だ、ここは!」最初はそう思いました。しかしそこが外国であることを考えると、徐々にその困惑した気持ちも薄らいできました。全てを日本の尺度で評価してはいけないのです。国にはそれぞれ事情があるのですから。
 しかし、安全面ということでは、日本の方が先を行っているのは確かなようです。