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<1回目>
チャイナドレスはどこで買う?(価格・品質・素材の比較)
どこでチャイナドレスを買うかというと、一般には(1)デパートや実店舗のある専門店、(2)カタログ通販、(3)ネット通販、となります。
デパートや実店舗のある専門店
(1)デパートのドレス売り場に行くと一般のパーティドレスに混じってチャイナドレスが売られています。[ポリエステル100%、裏地なし]で価格は3万円〜4万円程度が相場でしょうか。実際にお店で試着したり、購入前に素材の手触りなどを確かめることが出来ます。ただデパートのものは往々にしてデザイン・スタイルともに画一的で新鮮さに欠けているといえます。
デパート以外で実店舗のあるお店は(a)高級店と(b)リーズナブル店に分かれます。
(a)高級店のドレスは品質・デザインともに良いのですが、価格は5万円〜上は10万円以上もザラです。単に「高い」のではなく「それだけ高級品である」と理解しましょう。高級店ではオーダーメイドも可能なお店があります。
一方の(b)リーズナブル店は安さが売りで、価格は3,000円〜15,000円が主流。中には投売り(?)激安のお店もあり「半袖ロング:1,000円」なんてものも見たことがあります。リーズナブル店の特徴として、市場に流通しているものを大量に安く買い付けることが挙げられます。
リーズナブル店での品質はピンキリですが、15,000円くらいになると、まずまずのものが買えます。市場に広く流通しているものなので、生地の柄やデザイン・スタイルはどうても画一的なものになります。
柄で一番多いのは「梅の花」でしょう。リーズナブル店では梅の花は定番中の定番のため、全く同じ色・柄のチャイナドレスがいろんな店で売っています。「あ、またこの生地発見!」という具合です。皆さんの中でも、"チャイナドレス
⇒ 梅柄"と固定観念化されている人も多いと思います。
カタログ通販
(2)カタログ通販でもチャイナドレスが買えます。価格はデパートより安くて良いのですが、種類は少なめです。ドレス一般の中にチャイナドレスが埋もれてしまっています。ただ、カタログ通販は大手企業がやっているので、サービス面などで安心感があります。
ネット通販
(3)ネット通販が、チャイナドレスの種類が一番多いといえます。ご存知の通り、検索エンジンで「チャイナドレス」と入力すれば、非常に沢山のお店がヒットします。値段もオークションに出品しているような1円のものから、上は10万円以上のものもあります。
ネット通販の品質もまたピンキリです。しかし、安いからといって一概に品質が劣るとは限らず、高いからといって良いものであるとも限りません。価格と品質の関係では、ここがネット通販と、実店舗のと大きな違いです。
価格競争と市場原理
実店舗の場合、品質のよくない商品に高値を付けていては他の実店舗との競争力がありませんので、価格は市場原理に従い安くなります。高いままでは売れないからです。逆に他の実店舗と比べ品質の高い商品であれば、高い値段を付けることも出来るでしょう(当然ですね)。
ところがネット通販のお店の場合は、このような市場の力は上手く働きません。理由はいろいろあるのでしょうが、一つにはお客様の目で実際の品質を確かめられないからだと思います。事実、ホームページの作り方は別にして、写真だけ見ればどのネット通販も「だいたい同じように見えます」。このような場合、購入に当たってのお店の比較は「価格のみ」となってしまいます。
写真では見えない品質
でも、ちょっと待っていただきたいのです。ネット通販のチャイナドレスは品質が非常にまちまちです。しかもその品質は写真だけでは決して見えない。
チャイナドレスの品質で重要なのは、使用する生地の素材です。一番安価なポリエステルと、一番上等な絹混紡(もしくは絹100%)の生地では雲泥の差があります。生地の卸値も数倍から10倍以上になることも。
しかし残念なことに、写真で見ただけでは[ポリエステル]なのか、[最上級の絹]なのかどうかは分かりません。
素材の確認
だから必ず素材に関する説明書きを見る必要があります。購入に当たっては価格はもちろんのこと、使用している素材にも注目したいものです。不明な点があれば、電話・メール等で店側に確認しましょう。
ホームページで「シルク100%」とあっても、価格が異常なまでに安い品は疑ってかかりましょう。店側に確認する際は「『シルク』とは、本当の絹(*)なのか?」を聞いてみましょう。
以下で述べるように、チャイナドレスの市場では偽物のシルク(絹)がとても氾濫しているので十分な注意が必要なのです。
*:絹:蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した天然繊維。
素材に関する嘘(うそ)・紛らわしい表示
素材について分かりやすい実例を挙げましょう。故意か無知か、どういう理由かは知りませんが「梅柄、絹100%、1着1,000円」として売っているネット通販のお店があります。このような価格は絹織物の卸値を知っている者から言わせてもらえれば、いかに中国といえどもそんな安値は「どうしたって有り得ない」価格です。
仮に「1着1,000円」が事実とするならば、"絹100%"は嘘で、もっと安い生地、例えば"ポリエステル"ということになるでしょう。(もちろん赤字が目的なら「絹を1,000円」でも売れます。)
また素材については、嘘(怠慢?)の表示もよく見かけます。「ポリエステル100%」を「シルク素材」と称したり、「レーヨン」を「シルク」や「絹」としているお店もあります。このような表示は買う側であるお客様を不必要に混乱させるだけです。
ポリエステルはシルクではなく、レーヨンは決して絹ではないのです。素材については、こちらもどうぞ。
<用語解説>
レーヨン
パルプなどを原料とした再生繊維素材。分類上は化学繊維。人造絹糸(じんぞう・けんし)とも言う。
人造絹糸
天然絹糸にまねた人造の織物用繊維。綿花や木材パルプのセルロースを種々の方法で溶解し、コロイド溶液とし、これを細孔から凝固液中へ射出して繊維状に凝固させたもの。人絹。レーヨン。
(広辞苑 第四版 などより) |
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